会社を設立しました。社員を一人でも雇った場合、民間の労災保険にも加入する必要があるのでしょうか？ - 企業保険の新規加入 - 保険相談 見直し.jp - いわき

会社を設立しました。社員を一人でも雇った場合、民間の労災保険にも加入する必要があるのでしょうか？

【ご相談事例】

会社を設立しました。社員も今後雇っていく予定です。
社員を一人でも雇った場合、政府労災に強制加入となりますが、民間の労災保険にも加入する必要があるのでしょうか？

【ご回答】

民間の労災保険は強制加入ではありませんが、社員のために加入するのをお勧めします。

民間の労災保険は、政府労災保険では足りない費用を民間労災保険の上乗せで補うことができます。

また労災は、社員のケガの治療費以外にも様々な費用が発生します。

例えば、仕事場である工場で、設備の安全不備により従業員が死亡した場合や、台風の日に出勤を命じ、出勤中の社員が強風により転倒しケガを負った場合などは、損害賠償を請求される可能性があります。

その場合、逸失利益（事故に遭わなければ、本来発生していたはずの収入や賃金）や慰謝料等が発生し、お金の面で負担が厳しくなってきます。

民間の労災保険は、政府労災の上乗せ以外にも、雇用主が賠償責任を負担することによって発生する費用もカバーできる内容になっています。

社員の万が一の時に充分な補償を用意できると同時に、損害賠償請求にも対応できる民間労災保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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