出産で仕事を休む場合、所得補償保険で補償を受けることができますか？ - その他の保険について - 保険相談 見直し.jp - いわき

出産で仕事を休む場合、所得補償保険で補償を受けることができますか？

【ご相談事例】

入社時から加入している所得補償保険があります。
昨年結婚し、最近になって妊娠がわかりました。
今後、出産などで仕事を休むことになりますが、所得補償保険で補償を受けることができますか。

【ご回答】

所得補償保険は病気やケガで働けなくなったときに備えるための保険で、病気やケガによる入院・自宅療養により働けなくなった場合に保険金が支払われます。

しかし、今回ご質問いただいた「出産」「妊娠」による就業不能の状態は「病気・ケガ」に該当しないため、所得補償保険の補償の対象にはなりません。

このほか、所得補償保険で補償の対象外になるのは以下のようなケースです。

病気またはケガによって就業不能になった場合でも、以下の場合は対象外です

・故意または重大な過失によるもの
・自殺行為、犯罪行為または闘争行為によるもの
・麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナーなどの使用によるもの
（治療を目的として医師が用いた場合を除く）
・妊娠、出産、早産または流産など
・戦争、外国の武力行使、暴動などによるもの
・自動車や原動機付自転車などの無免許運転による事故によるもの
・酒気おび運転による事故によるもの
など

具体的な補償内容は約款や契約のしおりにありますので、この機会に確認をしておくといいでしょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。