先日遭遇した事故で自動車保険の弁護士費用特約を利用しました。翌年以降の保険料は値上がりする？ - 目的別保険相談 - 保険相談 見直し.jp - いわき

先日遭遇した事故で自動車保険の弁護士費用特約を利用しました。翌年以降の保険料は値上がりする？

【ご相談事例】

自動車保険の弁護士費用特約に入っていますが、先日遭遇した事故で特約を利用しました。
特約を使ったことで翌年以降の保険料は値上がりするのでしょうか。

【ご回答】

弁護士費用特約はノーカウント事故となるため、特約を使ったことで翌年の等級が下がることはありません。

自動車保険の等級とは

自動車保険の「等級」とは、保険料の割増率や割引率を定めるための区分のことを指し、契約者の事故実態に応じてリスクを1等級～20等級（一部の共済では22等級まで）に区分しています。

初めて自動車保険を契約するときは6等級が適用され、その後、1年間無事故（自動車保険を1年間使わなかった）場合には、翌年度の契約の等級が1等級上がり、保険料の割引率が上がるために保険料が安くなります。

一方、交通事故を起こして自動車保険を使った場合（ノーカウント事故を除く）には翌年の等級が下がり、事故有係数が適用されるため保険料が値上がりします。

ノーカウント事故とは
補償を利用しても、翌年の等級に影響しない事故のことです。

自動車保険を使うと等級が下がりますが、以下のような特約や補償のみ（またはこれらの組合せのみ）を使った場合にはノーカウント事故になります。

・人身傷害保険

・搭乗者傷害特約（一時金払、日数払）

・ファミリーバイク特約

・弁護士費用特約 ・個人賠償責任特約

など

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