高台にある住宅を購入しましたが、火災保険の「水災補償」は必要でしょうか? - 火災保険の新規加入 - 保険相談 見直し.jp - いわき

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火災保険の新規加入

高台にある住宅を購入しましたが、火災保険の「水災補償」は必要でしょうか?

2016年04月20日

【ご相談事例】

高台にある中古住宅を購入しました。
川も海も近くにないので火災保険の「水災」には加入しなくていいでしょうか。

【ご回答】

火災保険の「水災」に加入していると、大雨による洪水や、高潮、土砂崩れなどによる損害を補償してくれます。

具体的には、「集中豪雨で自宅が床上浸水し、建物に損害が発生した」「台風で近くの川が氾濫し、床上浸水した」「大雨で裏山が土砂崩れを起こし、家を押し流してしまった」などの損害を補償してくれます。

高台の建物で近くに川や海がない場合には「水災」のリスクは少ないと考えられがちですが、近くに山などがあり、土砂崩れのおそれがある場合には、必要に応じて「水災」への加入を検討してもいいかもしれません。

また、最近の水害には、突然の大雨で雨量が急激に増加し、行き場を失った下水などがあふれる「都市型の洪水」も増えています。

高台に自宅があるからといって水害のリスクがゼロになるわけではありませんので、状況に応じて加入をご検討ください。

ちなみに、火災保険の「水濡れ」は、給排水設備の事故や他人の戸室(マンションなどの場合)で生じた事故による「漏水」などによる水濡れ損害を補償するものです。

大雨による事故は補償対象外になっていますので注意しましょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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